2011年3月11日14時46分18秒、東北地方太平洋沖地震が発生しました。
地震の規模はM9.0。発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震でした。
テレビから流れてくる映像は目を疑う光景ばかり。
信じられないような被災地の状況が映っていました。
そして、ただただ祈ることしかできない、何もできない、歯がゆい想いを感じながら寄付をしたりすることしかできませんでした。
少し時間が経ってから、岩手県陸前高田市へボランティアバスを出すので一緒に行くメンバーを募集していることを知り、すぐに応募しました。
そして現地の状況を目の当たりにした時に”これはやらないといけない”と強く思いました。
あの時の衝撃は今でも忘れられません。
”復興するにはまだまだ多くの時間がかかるし、多くの人の支援が必要だ。東北には何度も行けないかもしれないけれども、香川にいてもできることをやりたい。東北の復興のために香川でチームを作って継続して支援をやっていけないだろうか”と香川へと帰路に向かうバスの中で考えながら帰って来ました。
そして香川311を立ち上げました。
福島県南相馬市でのボランティアセンターでの活動や仮設住宅訪問を主とし東北の復興を応援するとともに、香川県においても今後30年以内に70%の確率で南海トラフ地震が起こるといわれているため、防災減災にも取り組んでいるところです。
改めて東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
そして、被災された皆様に安心した生活ができるよう、復興が進むよう、お祈りしております。
ある被災地の、ご家族を亡くされた方がこう言ってました。
「復興というとみなさんは建物が建ったり家が建ったりということを考えるのだけれども、真の復興というのは、心の復興なんですよ」と。 心にそっと寄り添う灯りを、心に明かりが灯るようなそんな応援をしていきます。
未熟な点は多々あるかと思いますが、どうぞ末長くよろしくお願い申し上げます。
代表 内海 真由